ガーナ共和国
英語名Republic of Ghana
首 都
アクラ(約184万人)
面 積
約23万8500平方`(日本の約2/3)
人 口
1903万人
民 族
アカン族、ガ族その他
言 語
英語(公用語)
宗 教
キリスト教50%イスラム教15%その他伝統宗教


「ガーナ」と聞いて皆さんは先ず第一に何を想い浮かべるだろうか。
西アフリカ、ギニア湾に面し、金の産出で有名で植民地時代の「ゴールド・コースト」だと答えれば中々のアフリカ通。その上、野口英世が黄熱病を発見・研究した所で、中南西部アフリカで一番早く1957年にアフリカの父と云われたエンクルマにより英国から独立を達成した国と付け加えれば略満点である。独立後若干の曲折はあったものの、今も金・ダイヤを産し、カカオ豆の主要輸出国で民主的に選出された大統領の下、市場経済制で経済発展に努めているアフリカの優等生である。

私は仕事の関係で西アフリカ諸国を廻った際、一日首都アクラで過ごした。ガーナ大学の中庭に野口英世の立派な銅像があり、その廻りを10人程の現地の人達が強い日差しの下、黙々と掃除をしていた。近付くと日本人ですねと親しく話し掛けてきたが、その人達の純朴な姿が鮮明な印象として残っている。

尚、「ガーナ」とは3−9世紀ニジェール河周辺に栄えた王国の名を採って国名としたと云われている。