ドミニカ共和国 |
英語名 | Dominican Republic |
首 都 | サント・ドミンゴ(注1) |
面 積 | 48442平方`(九州と高知県を併せた広さ) |
人 口 | 約812万人'99統計局 |
民 族 | 混血(白人と黒人)73%白人16%黒人11% |
言 語 | スペイン語 |
宗 教 | カソリック(原則として宗教は自由) |
何と言ってもドミニカが立地するイスパニョーラ島が1492年コロンブスによって発見された事で余りにも有名である。その後の略史は次ぎの通りである。
- 1502年 スペインが領有しイスパニョーラ島と命名
- 1795年 フランス領となる
- 1821年 ドミニカ独立
- 1823年 隣国ハイチの支配下に
- 1844年 ドアルチ解放軍がハイチを破り再独立
- 1900年 この年発行した「地図切手」(下掲)にハイチとの国境線をハイチ側に突出させて発行した事からハイチが激昂、国境紛争から戦争に発展した。
- 1930-61年 トルヒーリョによる独裁
- 1962年 クーデターを経て民主化ボッシュ大統領就任
これが今から103年前のハイチ・ドミニカ戦争の発端となった1900年発行の問題切手です。
下段右の切手の国境線と比べてハイチ側に大きく食込んでいるのがお分かりでしょう。
1963年NYの切手商から入手した私の貴重な収集品の一枚。
(注1)サント・ドミンゴ(Santo Domingo)
- 1496年、コロンブスの弟バルトメロスが建設した西インド諸島最古の殖民都市。サントはスペイン語で「神聖な」ドミンゴ「安息日」に建設したからといわれているが、コロンブスの父親の名"Domenico"から採ったと云う説の方が説得力がある。